令和7年度
「黄綬褒章」
受章
令和7年度春の褒章において黄綬褒章を受章することとなりました。褒章をいただくには、まだ46歳という年齢的に分不相応かとも思っておりましたが、選んでいただけたことを素直に嬉しく思っております。
サラリーマンを辞め、家業に従事してから今年で21年となります。もう21年、まだ21年、どちらとも言えませんが、振り返る間もなく、ひたすらに職人仕事をしてきた21年だったように感じています。
身近な存在だった両親が営んでいたため、軽く考えていたところもありましたが、職人の世界は想像以上に厳しく、来る日も来る日も基礎の繰り返しでした。その中で、基礎を繰り返し重ねることの大切さを感じながら、自分らしさを追求してきた職人人生だったように思います。
中日新聞には、私の好きな言葉「守破離」を添えていただきました。この言葉に恥じぬよう、これからも努力を続けていこうと思います。また、朝日新聞にも私の思いを丁寧に取り上げていただき、心より感謝しております。
今朝、店先の掃除をしていた際、近所の方から「新聞見たよ!おめでとう!」と声をかけていただき、ありがたさをしみじみと感じました。また多くの方からご連絡いただき嬉しく思います。ここまで職人としてやってこれたのも、様々な方のお陰で続ける事が出来、感謝しております。寝具部門にて最年少での受章は私にとっても家族にとってもとても喜ばしいことで、支えてくれた家族には心より感謝しています。この章に恥じぬよう、一層精進していこうと思います。
以前にも書いたことがありますが、空手の先生からいただいた「辿り来て、未だ山麓」という言葉を胸に、これからも職人人生を歩んでまいります。